自分たちの敷地では何もしていないのに、勝手に境界ブロックが傾いたら、怖くないですか?

隣の家が解体工事を始めた。菓子折りを持って、丁寧に挨拶に来たし、安心できそうだ!

解体工事が終わり、測量すると、お宅の境界ブロックがこちらに越境してます。すぐにブロック塀をやり直してください。

ええぇ!!!!自分たちは何も触ってないのに、ブロック塀が勝手に傾くのはおかしい!そっちの解体工事が原因でしょ!!

解体後に引き渡しを受けたので、何が起きたかは知りません。とにかく、越境しているブロックをすぐに直してください。
自分たちは何もしていないのに、実費で50万円で負担し、ブロック塀をやり直しました。
これは、実際にあった事例です。事前に手を打っていれば、トラブル回避ができたのかもしれない、と今でも悔やまれる案件です。
何が起こったのか振り返りつつ、これから工事を控えている方のトラブル回避に役立てば幸いです。
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結論:解体後のGL(地盤の高さ)を、発注者と施工業者に必ず確認しよう!

今回のようなトラブルを避けるためには、
工事前に、発注者や施工会社が近隣の挨拶まわりに来ます。
そのときに、解体現場の隣地の方は、解体完了後のGL(地盤の高さ)を必ず確認することをおすすめします。
詳しい経緯
相談者Aの隣地が不動産屋Bに売却される

不動産屋Bが建物を解体

不動産屋Bに売却された後、不動産屋Bが解体工事を行いました。
解体された更地を見て、GLが大きく下がっていることに気づきました。相談者Aは不動産屋Bから、説明は受けていません。
不動産屋BからハウスメーカーCにされる
更地になった隣地は、不動産屋BからハウスメーカーCに売却されました。

ハウスメーカーCが着工前に測量したところ、相談者Aの境界ブロックが越境していることが発覚しました。
もちろん、解体直後の境界立ち合いで、越境していないことは確認済みです。(土地家屋調査士の方、双方の所有者で立ち合いのもと、確認しています。)
ブロック塀が、土圧で越境してしまった
こちらが、ハウスメーカーCより指摘を受けた後、撮影したものです。

境界立ち合い時の写真から、ブロック塀が動いてしまっているのは明らかです。
片方しか土圧がかからず、ブロック塀が傾いてしまったのです。
ハウスメーカーCより妥協案
相談者Aの状況を汲んでハウスメーカーCが妥協案を提示してくれました。

- 傾いたブロック塀はハウスメーカーCが費用負担で撤去。
- ハウスメーカーCが自社地に新設したブロック塀に土を当ててよい。
という内容でした。
相談者Aは、ブロック塀を直すための費用は1円も出したくない、という主張でした。自分たちは何も過失は無いので、気持ちは十分理解できます。
相談者Aの結論
ハウスメーカーCの案を受け入れる予定でした。
- 隣地のブロック塀を土留めにするのは今後のトラブルがゼロとは言い切れない。
- GLが高い土地の所有者が土留めのブロックを施工するのがセオリー
という2点の理由から、

図のように、境界ブロックを自費でやり替えることになりました。傾いたブロック塀の撤去費用は、当初の話どおりハウスメーカーCに負担いただきました。

こんな感じで越境部分は修復され、きれいに直りました。
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不動産屋Bにクレームを言う

相談者Aの境界ブロックが傾いたのは、不動産屋Bの解体工事の計画が杜撰だったことが原因です。(と私は思ってる)
現況をきちんと調べていれば、GLを大きく変えれば隣地に影響が出ることは明らかです。
ハウスメーカーCより妥協案をいただいたタイミングで不動産屋Bに連絡をしました。
すぐに、現地を見に来てくれました。
ところが、

境界ブロックをダブルで施工する必要はありません!ハウスメーカーCがステキな解決策を出してくれてよかったですね!
と言って帰りました。

不動産屋Bに原状回復義務はないのか?
と反論しましたが、きちんとはした回答はありませんでした。
早く解決したかったので、相談者Aは自費で境界ブロックを直すことに決めたそうです。
結論:解体後のGL(地盤の高さ)を、発注者と施工業者に必ず確認しよう!

解体現場の隣地の方は、解体完了後のGL(地盤の高さ)を必ず確認することをおすすめします。
今回の事例だと、工事前にきちんと確認していたら、不動産屋Bに何かしら対策を要求できたかもしれません。
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最後までありがとうございました(^^)/

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